お子様の仕上げ磨きをいつまでやればいいのか疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
一般的に仕上げ磨きは10歳までやった方が良いとされています。しかし、学校歯科検診を担当していて感じるのは、一番歯が磨けていないのは小学校3.4年生です。最近では虫歯がないお子様は増えていますが、逆にきちんと磨けていないため歯茎が腫れる歯肉炎が多い傾向にあります。
やはり、小学校3年生を過ぎても、出来ればお子様が中学生に上がるまではご両親の仕上げ磨きかチェックを、毎日でなくても週1回程度は必ず行った方が良いと思います。
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歯の本数と生える時期
歯の本数と生える時期
みなさん、自分の歯の本数をかぞえたことはありますか?
通常
子供の歯(乳歯)は20本
大人の歯(永久歯)は28本(親知らずを含めると32本)あります。
※先天的に歯の数が少ない場合もあります
子供の歯は生後6ヶ月ごろから生え始め、2歳6ヶ月〜3歳で生え揃います。
大人の歯は6歳ごろから生え始め、12歳くらいで生え揃います。(親知らずは除く)
生えたばかりの歯は柔らかく、むし歯になりやすいです。
子供の時からかかりつけ歯科医で定期検診をして、むし歯予防していきましょう!
歯科のレントゲンは安全です
歯科医院ではレントゲンをよく撮ります。
被爆を怖がる患者さんもいると思います。
実は歯科医院での被ばく量はそれほど多くなく、心配はほとんど必要ないのです。
歯科用レントゲンには、歯科パノラマ撮影や歯科口内法撮影、歯科用CTがあります。それぞれの被爆量は次のとおりです。
・歯科パノラマ撮影・・・約0.03ミリシーベルト
・歯科口内法撮影・・・約0.01ミリシーベルト
・歯科用CT・・・約0.1ミリシーベルト
と言われています。
シーベルトとは被爆量の単位で、数値が大きければ大きいほどに被爆量が多いということです。実は、放射線は食品や大地、宇宙からも発せられており、レントゲンを受けなくても一定の放射線を浴びています。
大地からは0.5ミリシーベルト、食品からは0.3ミリシーベルト、大気からは1.2ミリシーベルトの放射線が発せられています。歯科のレントゲンを受ても、日常生活で存在する放射線量より少なく、健康に大きな問題が起こる心配はほとんどないのです。
正確な診断のためにも歯医者さんで撮影するレントゲンはとても大事なものです。
撮影する機会がありましたら、この記事を思い出して少しでも不安の軽減につながると幸いです。
宇宙飛行士も歯が大事
テレビや雑誌などで「虫歯があったら宇宙に行けない」などは聞いたことはありますか?
実際に、スペースシャトル「エンデバー号」の日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんは「95年の選抜では親不知とむし歯の治療をしないままに2次選抜に臨んだため、不合格通知の紙にはしっかりと『歯科治療の必要を認める』という一文があった」と話されています。
宇宙空間で着る宇宙服の中は約0.3気圧に減圧されているそうで、虫歯が痛くなったり銀歯などの詰め物が外れやすくなるそうです。
宇宙飛行士の若田光一さんによれば、歯を抜く訓練は地上で受けているとのことです。
現状では、宇宙では削るなどする歯科治療はなく痛み止めを飲むか、抜くかなんだそうです。
近い将来、宇宙旅行も簡単にできるようになるかもしれません。
是非、早めの受診や定期健診を受けて下さい。
熱中症予防も予防が大事
季節の移り変わりは早く今年も夏の始まりがやってきました。じめじめした日が続きますね。
八千代市でも、気温、湿度が高い日が頻繁に記録されています。新型コロナウィルス感染症の感染拡大予防とともに、熱中症にも注意しましょう。
特に、熱中症への注意が必要な高齢者、障害児 (者 )、小児、乳幼児等に対 しては、周囲
の方々が協力して注意深 く見守る等、重点的な呼びかけをお願いいたします。
熱中症予防とコロナ感染防止の情報は熱中症予防 × コロナ感染防止 | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)
をご覧ください。
30周年創立記念式典が開催されました
八千代市市民の歯と口腔の健康づくり推進条例の一部を改正する条例(案)への意見募集
八千代市では、歯と口腔の健康づくりに関する施策を総合的に推進し、市民の健康の保持増進に寄与することを目的に、平成24年に「八千代市市民の歯と口腔の健康づくり推進条例」を施行しました。
この度、条例の一部を改正することとなり、八千代市パブリックコメント手続実施要項に基づき、この条例(案)に対する意見募集を実施しております。
詳しくは八千代市公式ホームページをご覧ください。
学校歯科医とかかりつけ歯科医の違い
4月も後半になり、学校歯科健診も始まっているところも多いのではないでしょうか?
よく「学校歯科医」と「かかりつけ歯科医」の違いがわからないと聞かれることがありますが、
「学校歯科医」の役割は歯・口を通じて「心身ともに健康な児童・生徒の育成」を期する活動となります。そして、あくまで学校歯科健診はスクリーニングであり、確定診断ではありません。
確定診断はいつも通っている「かかりつけ歯科医」がレントゲンなどを撮り、確定させます。
言葉は似ているけど、役割が違うということだけわかりましたでしょうか?
相談できる「かかりつけ歯科医」を探して、お口の健康を保ちましょうね。
市からの受託事業を更新しました
八千代市歯科医師会会員の医療機関では市からの委託事業として、成人歯科健康診査、妊婦歯科健康診査、3歳児歯科健康診査を行うことができます(一部医療機関を除く)。
令和4年度の八千代市受託事業を受けられる医療機関を更新しました。くわしくはこちらをご覧ください。