スポーツデンティストという言葉を知ってますか?
スポーツデンティストとは、歯科医師の立場からスポーツに関わる人々の健康管理や競技力向上を支援する専門職です。以下のような役割を担っています。
・スポーツデンティストの主な役割
- スポーツ障害・外傷の診断・予防・治療
- 歯の破折、顎骨骨折、口腔内の外傷などへの対応
- 競技会での医療支援
- チームデンティストとして大会に帯同し、選手の口腔ケアを担当
- マウスガードの製作・調整
- 外傷予防のためにカスタムメイドのマウスガードを提供(既製品はおすすめしないです)
- スポーツ歯科医学の研究・教育・普及活動
- スポーツと歯科の関係性を広める啓発活動を行う
・活動の具体例
- アスリートの歯科検診や口腔疾患の治療
- スポーツパフォーマンスに影響する噛み合わせや歯の痛みの改善
・ 資格取得について
- 日本スポーツ協会と日本歯科医師会が認定
- 歯科医師免許取得後4年以上の経験が必要
- 所定の講習会(医科共通科目+スポーツ歯科医学)を受講し、登録することで資格を得られます
- 4年に1回の更新も必要となります。
スポーツデンティストは、トップアスリートから一般のスポーツ愛好者まで、幅広くサポートする存在です。八千代市歯科医師会にも若干名ですがスポーツデンティストがいますので問い合わせなどありましたら八千代市歯科医師会または会員医療機関に問い合わせをしてください。