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Category Archives: 歯の豆知識

スポーツデンティストって知ってますか?

Posted on 2025年8月17日 by webmaster

スポーツデンティストという言葉を知ってますか?

スポーツデンティストとは、歯科医師の立場からスポーツに関わる人々の健康管理や競技力向上を支援する専門職です。以下のような役割を担っています。

・スポーツデンティストの主な役割

  • スポーツ障害・外傷の診断・予防・治療
    • 歯の破折、顎骨骨折、口腔内の外傷などへの対応
  • 競技会での医療支援
    • チームデンティストとして大会に帯同し、選手の口腔ケアを担当
  • マウスガードの製作・調整
    • 外傷予防のためにカスタムメイドのマウスガードを提供(既製品はおすすめしないです)
  • スポーツ歯科医学の研究・教育・普及活動
    • スポーツと歯科の関係性を広める啓発活動を行う

・活動の具体例

  • アスリートの歯科検診や口腔疾患の治療
  • スポーツパフォーマンスに影響する噛み合わせや歯の痛みの改善

・ 資格取得について

  • 日本スポーツ協会と日本歯科医師会が認定
  • 歯科医師免許取得後4年以上の経験が必要
  • 所定の講習会(医科共通科目+スポーツ歯科医学)を受講し、登録することで資格を得られます
  • 4年に1回の更新も必要となります。

スポーツデンティストは、トップアスリートから一般のスポーツ愛好者まで、幅広くサポートする存在です。八千代市歯科医師会にも若干名ですがスポーツデンティストがいますので問い合わせなどありましたら八千代市歯科医師会または会員医療機関に問い合わせをしてください。

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歯科用アマルガムってなあに?

Posted on 2025年7月29日 by webmaster

歯科用アマルガム(歯科用水銀アマルガム)は、かつて虫歯治療で広く使われた、水銀を含む金属の詰め物です。水銀、銀、スズ、銅などの金属を混ぜ合わせた合金で、水銀が約50%含まれています。現在では、水銀の安全性に対する懸念とコンポジットレジン(白い詰め物)の物性向上により使用が減少傾向にあり、2016年より保険適用外となりました。
アマルガムは耐久性と操作性に優れた歯科材として、100年以上前から世界中で広く普及し、これまでの研究成果からも、アマルガムそのものが危険である、人体に有害であるということではありません。しかし、アマルガムの成分である「水銀」が問題視されています。歯の詰め物のアマルガムは成分として水銀を含みますが、水銀と金属は一度混ぜ合わせると化学的に安定し、口の中で水銀が溶け出すことはないという多くの研究結果が報告されています。よって、水銀を含むからという理由のみで除去する必要はないと考えられます。

審美的に気になる場合や欠けてしまった場合などやりかえる必要かある場合は現在広く使用されているジルコニア、コンポジットレジン、セラミックなどの使用を含めてかかりつけ歯科医師と相談して下さい。

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先天性欠損って何?

Posted on 2025年4月29日 by webmaster

4月に入り、学校歯科健診を行われたお子さんも多いのではないでしょうか?

健診結果に先天性欠損と書かれてくるお子さんも、この時期はよくみられます。

歯は乳歯は20本、永久歯は28本(親知らずもいれると32本)あります。

しかしながら、何らかの原因により歯が通常より少ない方がいます。それを先天性欠損といいます。

歯が足りないと歯列不正、噛み合わせの異常、見た目が悪くなるなど色々な問題が出てしまうこともあります。

健診結果で先天性欠損と用紙に書いてある場合はかかりつけ歯科医でレントゲンを撮影して本当に顎骨に歯が無いのかを診断してもらい今後の相談をすることをお勧めします。

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フッ素塗布について

Posted on 2025年3月27日 by webmaster

フッ素塗布は、適切な方法で行われる限り、安全で効果的な虫歯予防の手段とされています。歯科医師が行うフッ素塗布は、通常、濃度が調整されており、短時間で効果を発揮します。
フッ素は、適切な濃度と量で使用される限り、安全です。歯科医院でのフッ素塗布は、専門家によって行われるため、過剰な使用のリスクは非常に低いです。

虫歯予防効果としてフッ素は、歯の再石灰化を促進し、虫歯の発生を抑える効果があります。特に、子どもにとっては、乳歯や永久歯の健康を守るために重要です。乳歯が生えてきたら1度歯科医院に相談してみると良いです。

副作用のリスクについてフッ素塗布による副作用は非常に稀ですが、過剰に摂取した場合にはフッ素症(歯の変色や斑点)が起こることがあります。しかし、これは通常、日常的なフッ素使用ではなく、過剰摂取によるものです。
歯科医師の指導の元行えば安心して受けることができます。

フッ素入ってない歯磨き粉意味ある?

フッ素が含まれていない歯磨き粉にも一定の意味がありますが、虫歯予防の観点からはフッ素入りの歯磨き粉が推奨されることが一般的です。

フッ素塗布や歯磨剤等についてもかか是非りつけ歯科医に相談して下さい。

Posted in 歯の豆知識 |

世界の歯に関するおまじない

Posted on 2025年2月21日 by webmaster

世界には歯にまつわるおまじないや風習がたくさんあります

1.日本:屋根と床下に投げる

 歯が抜けたとき、上の歯は床下に、下の歯は屋根に投げます。

 これは「次に生えてくる歯がまっすぐ丈夫になりますように」という願いです

2.アメリカ・ヨーロッパ:トゥースフェアリー(歯の妖精)

 子供が抜けた歯を枕の下に置いて、トゥースフェアリーが訪れて歯を

 持ち替えて、代わりにお金やプレゼントにかえてくれる

3.スペイン・フランスでは、ねずみの妖精が、抜けた歯を持ち去ってコインやプレゼント  にかえてくれる 

4.ギリシャ:屋根に投げる 

5.インド:太陽やネズミに捧げる 

 インドでは、抜けた歯を太陽に向かって投げて、丈夫な歯が生えてくるように

 祈ります。また、ネズミのように鋭く強い歯になるように願います。

6.アフリカ(南アフリカなど):靴に入れる

 子供たちは抜けた歯を靴の中に入れています。

 翌朝、歯はお金に変わっているとされています。

その他にもモンゴルではエサの中に乳歯を砕いて混ぜて飼い犬に与えるそうです。

丈夫な歯の象徴であるネズミの他に、鳥やリスなどの動物が登場する地域もあります。ロシアではネズミの歯にあやかりネズミの巣穴に乳歯を投げ込むそうです。ネパールなどでは畑に埋めることで歯の成長ばかりでなく食料の増産に願いを込めるようです。コスタリカやチリなどの中南米の国では、抜けた歯に穴をあけ、金メッキなどを施して、イヤリングやペンダントにしてしまうそうです。

世界の色んな風習や習慣、おまじないも様々で面白いですね

かたつむりは10000本歯があるようですが、 

ヒトの歯は親知らずも含めると永久歯32本です

生えてくる歯を大事にしましょう

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口を閉じること、舌を上あごに当てること、鼻で呼吸することが大切ですよ!

Posted on 2025年1月24日 by webmaster

お子さんの歯並びが良くないと気になりますよね?

特に歯並びが悪い保護者の方は、お子さんにも遺伝して歯並びが悪くならないかと心配される方が多いのではないでしょうか?

確かにあごの大きさや形、歯も大きさや形、先天性の欠如歯は遺伝する傾向はありますが、お子さんの歯並びが悪くなる原因は遺伝より日常の癖や習慣によって、あごの成長が悪くなる(あごが小さい)ことが原因の大半を占めています。

よく噛んでたくさん食べて、運動をすれば、あごは成長していきますが、正しい方向に成長していかないと歯並び以外にも咀嚼(そしゃく)障害や発音障害、睡眠障害、発達障害、さらに姿勢の悪化や顎関節症を引き起こす可能性が高くなります。

最近は小さい時からスマホやタブレットを見る機会が増えていますので、悪い姿勢(前かがみ)になっている時間も増えているはずです。

上あごの成長は、顔の形が決まってくるキーとなります。10歳までに9割完成されてしまいますので、この時期に前かがみの姿勢でいることが多いと、本来上あごに当たっていなければならない舌が、上あごから離れて下がってしまい、その結果あごの成長方向が悪くなってしまいます。

あごの成長方向を左右する要因を述べますと

  • 普段から口が開いている
  • 口を閉じている時、舌が上あごについていない
  • 口呼吸をしている
  • 飲み込む時に口の周りに力が入っている、あごに皺ができる

さらに上記1~4を引き起こす原因と考えられているのが、

  • アレルギーなどによる鼻閉の影響で鼻呼吸ができない
  • 舌のヒダ(舌小帯)が短く、舌の動きが悪い
  • 上唇のヒダ(上唇小帯)の付着異常により、唇が閉じにくい

1~4が該当するお子さんは、口腔機能発達不全症の疑いがあります。

数年前から「口腔機能発達不全症」という病名で保険診療にて対応できるようになりました。放置しておくと先程も述べましたが、様々な障害が出現する可能性がありますので、かかりつけの歯科医院で相談してみて下さい。

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その手や足のブツブツはもしかして…?

Posted on 2025年1月7日 by webmaster

手ひらや足のひらにブツブツができて、膿が出たりする掌蹠膿疱症という疾患があります。

この疾患は、喫煙者や、体のどこかに炎症がある人がなりやすいのですが、

歯周病や根尖病変(虫歯がひどくなって、歯の根の先に病巣ができること)の治療をすると改善するという報告があります。

また金属アレルギーとも関連しているといわれ、歯に詰めた金属を外して、金属以外の材質に置き換えて、改善した例もあります。

このような症状がでたら、まずは皮膚科の先生に相談し、必要であれば、歯科の先生と連携して治療を行う必要があります。

また歯周病や根尖病変は、掌蹠膿疱症だけでなく、万病の元なので、日頃からセルフケアを励行し、定期的に歯科医院でチェックする事がおすすめです。

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平安時代の歯

Posted on 2024年11月14日 by webmaster

大河ドラマ「光る君へ」を見られている方は多いと思います。

先日このドラマを見ていてふと感じました、歯のケアはどうしていたの

だろうか?口臭は?虫歯は? 職業柄つい歯にむすびつきます。調べてみました。

平安時代、平均寿命は男性50歳、女性40歳ぐらいで今よりもずいぶん短命、

死因の半分は結核、2割は脚気だったそうです。仏教の影響で貴族などの上流階級では

歯磨きは身だしなみとして行われていたとの事、もちろん現在のような歯ブラシや口腔ケアグッズはありません。楊枝:小枝の先端を砕いて房状にしたものでこすっていました。

塩を歯磨き粉として使用していました。また平安時代は男女17歳くらいになると歯を黒く染め、成人としてお歯黒をしました。このお歯黒にふくまれるタンニンは細菌の侵襲から守る作用があり、成分の第一鉄イオンには歯の表面のエナメル質のハイドロキシ・アパタイトを強化して歯を強くする作用がありました。

平安時代には、枝で作った楊枝や塩でゴシゴシ磨き、お歯黒をぬって歯や歯肉を守っていたのです、少し不気味ですね。

今日では、口腔ケアグッズも多彩にあり、歯科治療も物凄く進歩しています。きれいな白い歯を維持する技術もあります。歯を黒くする必要が無くて良かったですね。

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歯ぐきはどうしてさがるの?

Posted on 2024年10月17日 by webmaster

よく診療をしていると患者様より相談を受けることの一つに「歯ぐきがさがってきたんですけど・・・」と言われることが多くあります。

ではどうして歯ぐきがさがってしまうのでしょう?

原因は沢山あるのですが主なものをあげたいと思います。

①歯周病 歯石がたまることにより炎症が起きて、歯を支える骨が溶けてしまい歯ぐきが下がります。

②歯ぎしり(食いしばり) これらの過剰な噛む力で歯ぐきが下がってしまうことがあります。

③かみ合わせ 特定の歯に負荷がかかり歯ぐきがさがってしまうことがあります。

④過剰な歯ブラシ 歯ぐきを傷つけるくらい強い歯ブラシは、歯ぐきをさげてしまうことがあります。

⑤加齢 残念ながら加齢でも歯ぐきはさがります。

もちろん上記のこと以外に、歯肉や骨が元々薄い方は歯ぐきがさがりやすく体質にもよることが多いです。悩んだら早めに歯医者さんに相談してください。下記に八千代市歯科医師会の会員医療機関のサイトを掲載してありますのでぜひご利用ください。

八千代市歯科医師会 | 会員歯科医療機関 (yashi.or.jp)

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フロスってやった方がよいの?

Posted on 2024年10月2日 by webmaster

皆さんは歯磨きの際にフロスや歯間ブラシなどの清掃補助器具は使用していますか?

正直めんどくさいですよね。
でも、歯ブラシだけでは6割しか取れないプラークがフロスを使用すると9割も取れるって知ってますか?

多くの方はこの話を聞けば、すぐにでもフロスをやった方が良いと思うはずです!

よし!今日からフロスするぞ!って思った方はとても良い事です。是非ともやってください。

しかし、先程のフロスをすれば歯ブラシでは6割しか取れないプラークが9割も取れるって話は半分ホントで半分ウソです。

これは【正しくフロスを使用した場合】の話なんです!
だから、適当にフロスをしてもそこまでの効果が得られるかは分かりません。

じゃあ、どうすれば良いの?

それは簡単です。
歯科医院へ行き歯科医師や歯科衛生士に正しいフロスの使用方法を教えて貰いましょう!
また、定期的にチェックして貰うことも重要です。

是非、かかりつけの歯科医へ相談してください。

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