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Category Archives: 歯の豆知識

災害と口の話

Posted on 2023年9月7日 by webmaster

関東大震災から今年で100年と聞きます。

災害時の備えとして、非常食、水、簡易トイレ、懐中電灯、非常用バッテリー

などがまず頭に浮かびますが、歯ブラシなどの口腔ケアグッズも凄く大切です。

避難生活において歯や義歯の清掃ができずにいると、口の中はバイ菌にとって格好の住処となりバイ菌が食事とともに気管、胃、腸へと行き、虫歯、歯周病はもちろん体調不良の原因になります。口腔清掃が保てずにいると、特に高齢者においては誤嚥性肺炎が起こりやすくなり注意が必要です。阪神淡路大震災の時には、この肺炎で200人以上が亡くなられました。

最近は、液体ハミガキ、無水ハミガキなど製品も増え備蓄用品に加えてはどうでしょう。

災害時、お困りの時は歯科医院である程度の口腔ケア用品の備蓄があると思いますので、かかりつけ医に相談してみるのも良いでしょう。

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歯の変色とクリーニングやホワイトニングについて

Posted on 2023年7月30日 by webmaster

歯の色には個人差があります。理由は歯の質の違いによるものであります。
歯の構造であるエナメル質の色・透明度・厚さや、象牙質の色は歯によって異なり
これらの組み合わせによって歯の色が決まるので、歯の色は人それぞれで違いがあります。
歯の色が変わってしまう原因の一つに歯の神経が死んでしまうことによる変色があります。
歯髄(歯の神経)が死んでしまうと、歯は長い年月をかけて徐々に黒っぽくなってしまいます。
大きなむし歯や歯の打撲により歯髄が死んでしまうと例えしっかり治療しても歯は徐々に変色してきます。
その他の原因として、飲食物に含まれる成分が歯の表面に付着し、歯が黄ばんでしまうことがあります。赤ワインやコーヒー、お茶などの食品に含まれる色素は、歯の表面に付着して着色の原因となります。
着色による歯の変色は、歯のクリーニングにより除去し、歯を元の色に戻すことが可能です。
また、タバコに含まれている成分によって、歯が黄ばんでしまうこともあります。クリーニングによって除去することはできますが、喫煙は歯肉の黒ずみや歯周病リスクの増加など、口の中の健康にも悪影響を及ぼすため、禁煙することが望ましいです。
クリーニングで変化のない変色はホワイトニングを行うことで個人差はありますが白くなります。(被せ物、詰め物などの人工物の色は変わりません)
ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングがあります。
オフィスホワイトニングは専用の薬剤とライトを使って歯科医院で行うホワイトニングです。
ホームホワイトニングはマウスピースに専用の薬剤をいれて装着します。
それぞれメリットデメリットがありますが大事なことは必ず歯科医師の指導の下、相談してホワイトニングをすることです。
ネット等で調べて購入する、自分でおこなうあやしいホワイトニング?もあります。

ネットなどで売っている薬剤は刺激が強すぎて、激痛のため歯の神経をとらざる得ないようなことになってしまったという話もあります。

自己判断でやらずに、まずはかかりつけ医に相談してください。

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チャットGPTってすごい

Posted on 2023年7月29日 by webmaster

チャットGPTを御存じですか?

私も最近初めて利用させてもらいました。

ちなみに「虫歯」とは何か?を500字で教えてとAIにたずねたところ、以下のような文章が出てきました。

虫歯とは、口の中にいる細菌が糖分を分解して酸を作り、その酸が歯の表面を溶かすことで起こる病気です。

  • 虫歯の原因は、主にミュータンス菌という細菌です。この細菌は歯垢(プラーク)という粘着性の物質の中に住んでいます。
  • 虫歯の症状は、進行度によって異なります。初期の虫歯では自覚症状はほとんどありませんが、甘いものや冷たいものがしみるようになったり、歯が着色したりへこむことがあります。
  • 虫歯が進行すると、歯の神経にまで影響が及びます。神経が炎症を起こすと激しい痛みが生じたり、神経が死んで痛みがなくなったりします。さらに歯の根元や歯茎に膿がたまることもあります。
  • 虫歯の治療は、溶けた部分を削って詰め物や被せ物をすることが一般的です。神経まで達した虫歯では、神経を取り除く根管治療が必要になります。重度の虫歯では抜歯することもあります。
  • 虫歯の予防は、ブラッシングやフロスなどで口腔衛生を保つことが大切です。また、定期的に歯科検診を受けてクリーニングをしたり、フッ素塗布やシーラントなどを利用したりすることも効果的です。

要約

虫歯は、細菌が作る酸で歯が溶ける病気です。自覚症状は初期には少ないですが、進行すると神経や歯茎に影響します。治療は削って詰め物や被せ物をすることが多いです。予防は口腔衛生を保つことが重要です。

文字数

500文字

すごすぎる(汗)。
人間も負けずに頑張りましょう。
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【歯を失う主な原因を知って、歯を守ろう】

Posted on 2023年4月5日 by webmaster

いつまでも自分の歯で過ごしてもらいたいと思って日々診療しています。皆さんは、歯を失う主な原因をご存知でしょうか?失う原因を知って、それを予防・治療することができれば、自分の歯で過ごせる可能性は大きくなります。今回は歯を失う原因についてお話しします。

歯を失う原因は主に・歯周病(37.1%)・むし歯(29.2%)・破折(17.8%)

の3つとなります。

引用 歯を失う理由、公財)8020推進財団、第2回永久歯の抜歯原因調査(2018年)

この3つだけで全体の84.1%になります。

また、破折は主に歯髄(歯の神経)を取った歯で、歯髄を取る理由のほとんどがむし歯です。

破折をむし歯に含めると歯周病が37.1%、むし歯(破折を含む)47%になります。

つまり、歯周病とむし歯の2つの病気に対して予防・治療し、定期的にメインテナンスを受けてコントロールすることができれば、歯を失うリスクをグッと減らすことができます。

どちらの病気も初期の段階では自覚症状がありません。手遅れになる前に定期的に歯科医院で検診を受けることをおすすめします。

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「舌は正しい位置にありますか?」 

Posted on 2023年4月5日 by webmaster

舌は普段どこにあたっていますか?舌の先端が歯にあたっている方は「低位舌」かもしれません。そしてつばを飲み込む時に舌が歯にあたっている方は「舌突出癖」(乳児嚥下やタングスラストとも言います) 

「低位舌」と「舌突出癖」は様々な体の不調を起こしてしまいます。 

・歯列不正(下の歯がジグザグになったり、受け口になったりします) 

・誤嚥(自分の唾液が気管に入りむせやすくなります) 

・猫背(背中が丸まっている方が多いです) 

舌が正しい位置にあるかのチェック方法は 

・何かに夢中になっている時 

・普通にお口を閉じている時 

・特に『タ行の音』が入った言葉を発音する時 

・飲み物、食べ物を飲み込む時 

これらの時に舌が上下の前歯の間に少し当たっていたり、はさまっていたら「低位舌」です。 

気になる方は、かかりつけの歯科医院へ行ってみましょう。

まだかかりつけの歯科医院がなかったら、下のリンクをクリックすると近隣の歯科医院が検索できます。

八千代市歯科医師会 | 会員歯科医療機関 (yashi.or.jp)←こちらをクリックすると歯科医院の検索ができます。

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TCH(Tooth Contacting Habit)って知ってますか?

Posted on 2023年2月22日 by webmaster

TCH(Tooth Contacting Habit)とは「歯の接触癖」のことを言います。

歯が接触するタイミングは会話、咀嚼(食べ物を嚙むこと)、嚥下(食べ物やつばを飲みこむ)の3つのタイミングで起こります。

それ以外は実は上下の歯は隙間が1~3mm開いていなければいけません。

もちろん、口をぽかんと開けるのではなく上下の唇が軽く接触して、歯は接触しないのが理想です。

一日の間で上下の歯が接触する時間は約20分と言われています。

それ以上接触している方はTCHの可能性があります。

ご自宅で出来る、TCHの判定方法があります。

  • 舌圧痕がないか?

舌の左右の側面にギザギザとした歯の痕がないかをみる。

  • 頬粘膜圧痕がないか?

左右の頬の内側に歯の痕がないかをみる。

などがあります。

TCHは何か集中しているときに起こりやすいです。(スマホをよく見る方にも多いです)

歯が欠けたり、銀歯が取れやすい方はひょっとしたらTCHかもしれません。

肩こりや、片頭痛なども起こすTCH。

気になる方は、歯医者さんで相談してみてください。

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乳歯から永久歯に生えかわる時期に注意したいこと

Posted on 2023年2月12日 by webmaster

昔に比べ、お子さんの仕上げ磨きを熱心にやってくれる親御さんが増えてとても
嬉しいことなのですが、小学校高学年になるころには、仕上げ磨きも嫌がって
親子喧嘩なんてこともよくあるようです。
12歳くらいまでには徐々に歯が生え変わっていくのですが
生えて間もない永久歯は、まだ歯質が弱く虫歯への抵抗性も弱い為、虫歯になりやすい
という特徴があります。
乳歯から永久歯への生え変わりの時期は特に、お子さん自身がしっかり歯磨きをすることと、親御さんのチェックも大事です。
また、かかりつけの歯科医院で、歯磨き指導を受けるのも、とても効果的です
専用の染め出し液で磨き残しをチェックすると、想像以上に磨けていないことが多いで
す。
そんな時、お子さんたちは、「磨いたもん!!!!」と言うのですが
「磨いた」と「磨けた」は違います。
磨き残してしまう部分を、染め出しすることで確認し、歯ブラシの動かし方や
自分の口にあった歯ブラシの選択など、アドバイスしてもらい
しっかり歯磨きして、歯を大切にしてほしいです。

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歯周病と全身疾患

Posted on 2023年1月22日 by webmaster

ヒポクラテスは「歯を抜去をすると関節炎が治癒することがある」と書き残したといいます。

古代ギリシャの時代から、お口の健康と全身疾患の関係は知られていたようです。

現在、歯周病は、誤嚥性肺炎・糖尿病・動脈硬化・早産などたくさんの疾患との関係が明らかになってきています。

最近は、外科医の先生達の中でも、外科処置の前の口腔ケアは、共通認識になっているようで、「来月オペの予定があるので、検診と口腔ケアを勧められた」と来院される方が増えました。

歯周病は重症になるまで、自覚症状があまり出ない疾患です。症状がなくても、定期的に歯科医院を受診し、口腔内の健康を保つ事をおすすめします。

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食事はゆっくりたべましょう!

Posted on 2022年11月10日 by webmaster

皆さん、ゆっくりと食事してますか?

忙しかったり、お腹が空きすぎて早食いの方は結構いるのではないでしょうか。

早食いは体に良くないことだらけです。

満腹中枢が働く前に一気に食べてしまうと肥満の原因になりメタボが発症しやすくなり、体重の増加、血糖値の上昇、腹囲の増加にも関連していることがわかっています。

また、ゆっくり良く咬んで食べることは顎の発達には大切で骨や筋肉も強くします。

咬むことにより唾液の分泌が増え、唾液には口腔の細菌を洗い流す自浄作用があるので虫歯や歯周病の予防になります。

ゆっくりと、10回,20回と咬む回数を増やしていくと良いでしょう。また、野菜や豆類、穀物など自然に近い形でバランスよく取るように心がけると良いと思います。

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『歯科医院に行ったら、歯は治る』の!?

Posted on 2022年10月28日 by webmaster

皆さん、『歯科医院に行っても歯は治らない』って、ご存知でしたか?
不快症状を消すような『治療( = あとしまつ)』はできますが、残念ながらもとの歯に治る事はありません。

生き物の体は『代謝』することによって皮膚も、骨も、内臓も、すべて新しく作り変わっています。だから怪我をしても、傷ついても、代謝により治癒できるのです。命ってよくできていますね。その体の中でも、代謝しない部分が3つあります。爪、毛、歯です。その中でもさらに、爪と毛は、代謝はしませんが、伸びて『置換』します。かくて、歯だけは、代謝もせず、置換もせず、新しくアップデートされることのない組織なのです。その歯で『人生100年時代』を乗り切っていこうと、言う話なのです。

『歯ってすごいな!』『歯ってタフだな!』と思ってもらえたでしょうか?あなたのかけがえのない歯を大切に考えていきましょう。

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