世界には歯にまつわるおまじないや風習がたくさんあります
1.日本:屋根と床下に投げる
歯が抜けたとき、上の歯は床下に、下の歯は屋根に投げます。
これは「次に生えてくる歯がまっすぐ丈夫になりますように」という願いです
2.アメリカ・ヨーロッパ:トゥースフェアリー(歯の妖精)
子供が抜けた歯を枕の下に置いて、トゥースフェアリーが訪れて歯を
持ち替えて、代わりにお金やプレゼントにかえてくれる
3.スペイン・フランスでは、ねずみの妖精が、抜けた歯を持ち去ってコインやプレゼント にかえてくれる
4.ギリシャ:屋根に投げる
5.インド:太陽やネズミに捧げる
インドでは、抜けた歯を太陽に向かって投げて、丈夫な歯が生えてくるように
祈ります。また、ネズミのように鋭く強い歯になるように願います。
6.アフリカ(南アフリカなど):靴に入れる
子供たちは抜けた歯を靴の中に入れています。
翌朝、歯はお金に変わっているとされています。
その他にもモンゴルではエサの中に乳歯を砕いて混ぜて飼い犬に与えるそうです。
丈夫な歯の象徴であるネズミの他に、鳥やリスなどの動物が登場する地域もあります。ロシアではネズミの歯にあやかりネズミの巣穴に乳歯を投げ込むそうです。ネパールなどでは畑に埋めることで歯の成長ばかりでなく食料の増産に願いを込めるようです。コスタリカやチリなどの中南米の国では、抜けた歯に穴をあけ、金メッキなどを施して、イヤリングやペンダントにしてしまうそうです。
世界の色んな風習や習慣、おまじないも様々で面白いですね
かたつむりは10000本歯があるようですが、
ヒトの歯は親知らずも含めると永久歯32本です
生えてくる歯を大事にしましょう