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Category Archives: 歯の豆知識

ブラキシズムについて

Posted on 2024年8月7日 by webmaster

ブラキシズム(Bruxism)は、歯を無意識にこすり合わせたり、歯ぎしりをする習慣のことを指します。これが長期間続くと、歯や顎、顎関節に問題を引き起こすことがあります
ブラキシズムは「現代病」とも言われることがありますが、これはストレス社会や多忙な生活が直接的な要因とされるからです。

歯ぎしりが原因で頭痛を引き起こすことがあります
頭痛と歯ぎしりは、いくつかの理由で関連している可能性があります。以下はその一部です:

  1. ストレスや不安
    ストレスや不安を感じると、無意識に歯ぎしりをすることがあります。これが頭痛を引き起こす原因になることがあります。
  2. 睡眠の質の低下
    歯ぎしりは睡眠の質を低下させ、十分な休息が取れない結果として頭痛が発生することがあります。
  3. 顎関節の問題
    歯ぎしりは顎関節に負担をかけることがあり、これが頭痛を引き起こす原因となることがあります。
    歯ぎしりの音がしなくても、一定時間嚙みしめていると、筋肉疲労により頭痛を引き起こすことがあるようです。特に朝起きたときに頭痛がひどく出る場合は、夜間の歯ぎしり、かみしめの可能性があります。
    頭痛がひどいお子さんにもこれらが当てはまる場合もあります
    治療方法には、ストレス管理やリラクゼーション、歯ぎしり防止用のマウスガードの使用、歯科医による噛み合わせの調整などがあります。もしブラキシズムが気になる場合は、歯科医や専門医に相談するのが良いでしょう。
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学校歯科健診での結果について

Posted on 2024年7月15日 by webmaster

学校歯科健診は、日本学校歯科医の学校歯科医の活動指針に基づき、歯・歯肉・歯列・かみ合わせ・顎関節・歯垢の付着状態・その他疾患および異常の有無を確認して治療や予防及び保健指導を要する者をスクリーニングします。

八千代市内の公立小・中学校および県立校の歯科健診は、八千代市歯科医師会会員が行っております。

今回はその健診項目の一部、むし歯に関する項目を簡単に説明させていただきます。

  • 歯の実質欠損(う窩)が確認できた場合C(むし歯)と判定します。

分かりやすく言いますと歯の表面に穴があいている状態です。

2.歯の表面にまだ穴はあいていませんが、むし歯の初期病変の徴候(白濁、白斑、褐色斑)が認められ、放置するとむし歯に進行する可能性がある歯をCO(シーオー:要観察歯)と判定します。

3.同じく歯の表面にまだ穴はあいていませんが、歯と歯の間、以前治療したつめ物の下部にむし歯を疑う着色変化の見られる場合やCOが多数歯に認められるような状態をCO要相談と判定します。

いずれも歯科医院での診断が必要です。どの歯がどのような状態でどのような対応が必 要なのかを認識していただくことが大事です。

COは歯みがきの修正、フッ化物の使用、必要ならシーラント処置で経過観察をするケースが多いですが、画像4・5・6・7を見てお分かりと思いますが、CO要相談はむし歯治療の必要性が高い状態ですので、早めにかかりつけの歯科医院に受診して下さい。

また学校での歯科健診は診療室での視診とは違いライトは暗く、使用するミラーが曇ったり唾液の多い児童生徒にエアをかけられない為、CO要相談歯を見落とすことがありますので、健診結果が異状なしと報告がありましても年に2~3回は歯科医院で定期検診を行うことをお勧めいたします。

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歯は抜けたままにしておいてはダメ?

Posted on 2024年6月25日 by webmaster

診療をしていると、たまに「歯を抜いたら、入れ歯をいれたりしないで、そのままにしてはダメですか?」と聞かれる事があります。

確かに1本2本抜いたぐらいでは、食事や会話に困らない事も多いかと思います。

しかし、そのままにしておくと、後で困った事になるかもしれません。

通常、人の噛み合わせは、上下の歯が噛み合う事によって、均衡がとれた状態にあります。

しかし上の歯を抜いてそのままにすると…

下の歯が上の方に伸びてきて、上の端の歯に強く当たる等して、歯を悪くしてしまうのです。
もちろん、患者さんのお口の状況によっては、このようにならないケースもありますが、歯を抜いたら、自分で判断されずに、一度歯科医に相談する事をおすすめします。

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歯がしみる〜

Posted on 2024年4月18日 by webmaster

ビールを飲んで歯がしみるう〜
うがいをしてもしみる〜
牛乳もしみる〜
と言う経験をお持ちの方はいっぱいいると思います。虫歯かなあ?やばいなあ?しみると心配ですよね。
しみる原因としては、虫歯、歯周病、疲れ、ストレスによる噛み締め、乱暴な歯磨きによる知覚過敏が考えられますが、それぞれの原因により治療法は変わります。健康な歯もストレス、疲れでしみる場合もありますが、重大な病気のサインかも知れません。かかりつけの歯科医に気兼ねなく相談してみるのが良いでしょう。ベストチョイスです。

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歯科健診について

Posted on 2024年3月29日 by webmaster

現在、企業にはそこで働く一定の条件を満たした方に対して、健康診断を受けさせる義務があります。ただ、歯科健診については義務化されていません。(一部の職種を除く)

しかし、今後歯科の重要性を鑑み、歯科健診についても「国民皆歯科健診」として、企業での実施を義務化する動きがあります。

2022年度に年代関係なく国民全員が定期的に歯科検診を受けることを目標とする「国民皆歯科健診」制度の検討が発表されました。
現在、一部の職種、乳幼児から高校生までの子供に対しては、各自治体や保育所・幼稚園、学校において歯科検診の実施が義務付けられています。
しかし、成人の歯科健診は義務ではなく、日本で歯の定期チェックを受けている人は3割~4割と言われています。

歯や口の健康は全身の健康にも重要であるため、国民皆歯科健診では、年代関係なく国民全員が定期的に歯科健診を受けることを目標としています。

歯の健康増進することで健康寿命の増進、医療費の削減等、他先進国と比べて低い検診受診率の増加等を目指します。

国としてもご自身の健康の為にもメリットが多い歯科検診。

まだ未確定な部分がありますが国民皆歯科検診!覚えて頂ければと思います。

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震災時の入れ歯の備えも忘れずに

Posted on 2024年3月12日 by webmaster

3月11日は東日本大震災の日でした。

今年は能登半島地震に続き、千葉県でも自信が多発しております。

震災時には様々な防災グッズが販売しておりますが、簡単に買えないものに「入れ歯」があります。

実際に過去の震災時には、入れ歯を紛失したり、家から持ち出すのを忘れたりして避難所で歯が無い状態で過ごさなければいけない被災者がたくさんいました。

食べるのに不自由するだけでなく、会話もしずらい、人と笑ってしゃべることができないなどの問題など様々な問題があります。

入れ歯は清潔にしてお口にいれて就寝するか、事情があって就寝時はいれられない方はすぐに持ち出せる場所に保管しておくかなど対応が必要になります。

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☆歯ブラシの話☆

Posted on 2024年1月30日 by webmaster

歯ブラシは、歯と歯茎を清掃するための基本的なツールです。通常は歯ブラシに歯磨き剤を付けて、歯垢を除去し口の中を清潔に保ちます。毎日の歯磨きは虫歯や歯周病の予防に重要です。また、一般的な形の歯ブラシ以外に、タフトブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを使用することをお勧めします。
歯間ブラシは歯と歯の間や歯と歯ぐきの隙間に入り込んだ歯垢や食物のカスを取り除くために使用されます。歯間ブラシには異なるサイズがあり、個々の歯の間の大きさに合ったものを選ぶと効果的です。加齢とともに歯茎がやせてくると、当然細い歯間ブラシでは効果的ではありません。どのサイズを選んでよいのかわからないときは、かかりつけの歯科医院で指導してもらうとよいと思います
デンタルフロスは、通常、細長い糸状のもので、歯と歯の間に挟み込んで歯垢や食べかすを取り除くのに使います。指に巻いて使うものや、ホルダー付きのものがあります
タフトブラシは、棒の先に小さな毛束がついたような形状をしています。毛束が小さいため、通常の歯ブラシでは届きにくい奥歯の裏側などを磨くのに便利です

プラークの磨き残しがあると、菌が繁殖し、虫歯や歯周病を招く原因になります。
これらの歯面清掃ツールは、組み合わせて使用することで、口腔内全体を効果的に清潔に保ち、歯の健康を維持するのに役立ちます。いろんな種類の歯ブラシをつかうのは、日々の歯磨きで、少し面倒に感じるかもしれません。毎回の歯磨きで全部やれなくても、時間が取れるときに、努力してほしいなと思います
歯科医のアドバイスに基づいて、個々のお口に合った適切なツールを選ぶことがとても重要です。

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歯根破折について

Posted on 2023年12月21日 by webmaster

歯を失う原因として歯周病やむし歯に次いで多いのが歯の破折です。破折と言っても噛んだり噛み切ったりする歯冠部分のみの破折でしたら修復治療で済みますが、歯根が破折してしまうと、将来的に抜歯になってしまうケースが増えているのが現状です。

歯根破折は、完全に歯根が分断されている状態からヒビのみが入っている状態もあり、破折した位置や深度によって歯の延命度が変わってきます。

転倒等で歯を強く強打した時や固いものを噛んで一瞬で破折してしまう事もありますが、特に奥歯においては、長期に渡って長い時間歯と歯が接触し合ってかかる力が問題点となります。

食事の時間も入れて1日に歯と歯が接触する時間は20分以下が良いとされますが、就寝中の噛みしめや歯ぎしりによる強い負荷力(人がギュッと噛みしめた時の咬んだ力は70㎏程度)、日中でも噛みしめていなくても歯と歯が接触していると、弱い負荷力が持続的にかかってしまいます。このような力が日々歯にかかると、歯冠部に亀裂が入り始めて、徐々に拡大して歯根まで及ぶことがあります。

健全の歯より歯の神経を抜いてしまった歯の方が起こりやすいので、歯の神経を抜いた歯が多い方や噛んだ時に違和感や痛みが出るようになった、歯肉が一部腫れる、さし歯が土台と一緒に外れる、食事中など噛んだ時にパキッと折れたような音がしたことがある、他の歯は動かないのに1本だけ歯が動くといった症状がある場合は、歯科医院を受診してみて下さい。

また歯科検診では、歯周病の検査の際に歯肉の溝の深さと歯の動揺を調べます。歯根破折していると、その歯の歯肉の溝の一部が深くなっており、その際に判明することもあります。

むし歯や歯周病でもない人にも起こる厄介な疾患ですので、定期的な歯科受診をお勧めいたします。

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昔は虫歯が原因で死ぬ事があった⁈

Posted on 2023年10月15日 by webmaster

現代の日本では信じられない事かもしれませんが、抗生物質のない時代では、虫歯が原因で亡くなる人が多くいました。

虫歯の穴から、顎の骨に入り込んだ虫歯菌が、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしたり、また血管に虫歯菌が入り込んで敗血症になり、亡くなったのです。

海外では2000年以降も、若年者の死亡例も出ており、虫歯菌が首から下に回ってしまった場合、死亡率は約20%と言わ れています。

また、歯には歯髄(歯の神経や血管部分)を除いて血流がなく、免疫能力や再生能力がありません。

なので虫歯の穴が出来てしまった場合、基本的に治療を受けないと虫歯は進行し続けてしまいます。

痛くなる頃には、すでに虫歯の穴ができている事が多いですから、痛くない平常時から、歯科医院でのケアが大切です。

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災害と口の話

Posted on 2023年9月7日 by webmaster

関東大震災から今年で100年と聞きます。

災害時の備えとして、非常食、水、簡易トイレ、懐中電灯、非常用バッテリー

などがまず頭に浮かびますが、歯ブラシなどの口腔ケアグッズも凄く大切です。

避難生活において歯や義歯の清掃ができずにいると、口の中はバイ菌にとって格好の住処となりバイ菌が食事とともに気管、胃、腸へと行き、虫歯、歯周病はもちろん体調不良の原因になります。口腔清掃が保てずにいると、特に高齢者においては誤嚥性肺炎が起こりやすくなり注意が必要です。阪神淡路大震災の時には、この肺炎で200人以上が亡くなられました。

最近は、液体ハミガキ、無水ハミガキなど製品も増え備蓄用品に加えてはどうでしょう。

災害時、お困りの時は歯科医院である程度の口腔ケア用品の備蓄があると思いますので、かかりつけ医に相談してみるのも良いでしょう。

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