現在、企業にはそこで働く一定の条件を満たした方に対して、健康診断を受けさせる義務があります。ただ、歯科健診については義務化されていません。(一部の職種を除く)
しかし、今後歯科の重要性を鑑み、歯科健診についても「国民皆歯科健診」として、企業での実施を義務化する動きがあります。
2022年度に年代関係なく国民全員が定期的に歯科検診を受けることを目標とする「国民皆歯科健診」制度の検討が発表されました。
現在、一部の職種、乳幼児から高校生までの子供に対しては、各自治体や保育所・幼稚園、学校において歯科検診の実施が義務付けられています。
しかし、成人の歯科健診は義務ではなく、日本で歯の定期チェックを受けている人は3割~4割と言われています。
歯や口の健康は全身の健康にも重要であるため、国民皆歯科健診では、年代関係なく国民全員が定期的に歯科健診を受けることを目標としています。
歯の健康増進することで健康寿命の増進、医療費の削減等、他先進国と比べて低い検診受診率の増加等を目指します。
国としてもご自身の健康の為にもメリットが多い歯科検診。
まだ未確定な部分がありますが国民皆歯科検診!覚えて頂ければと思います。