八千代市歯科医師会

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歯ぐきはどうしてさがるの?

Posted on 2024年10月17日

よく診療をしていると患者様より相談を受けることの一つに「歯ぐきがさがってきたんですけど・・・」と言われることが多くあります。

ではどうして歯ぐきがさがってしまうのでしょう?

原因は沢山あるのですが主なものをあげたいと思います。

①歯周病 歯石がたまることにより炎症が起きて、歯を支える骨が溶けてしまい歯ぐきが下がります。

②歯ぎしり(食いしばり) これらの過剰な噛む力で歯ぐきが下がってしまうことがあります。

③かみ合わせ 特定の歯に負荷がかかり歯ぐきがさがってしまうことがあります。

④過剰な歯ブラシ 歯ぐきを傷つけるくらい強い歯ブラシは、歯ぐきをさげてしまうことがあります。

⑤加齢 残念ながら加齢でも歯ぐきはさがります。

もちろん上記のこと以外に、歯肉や骨が元々薄い方は歯ぐきがさがりやすく体質にもよることが多いです。悩んだら早めに歯医者さんに相談してください。下記に八千代市歯科医師会の会員医療機関のサイトを掲載してありますのでぜひご利用ください。

八千代市歯科医師会 | 会員歯科医療機関 (yashi.or.jp)

フロスってやった方がよいの?

Posted on 2024年10月2日

皆さんは歯磨きの際にフロスや歯間ブラシなどの清掃補助器具は使用していますか?

正直めんどくさいですよね。
でも、歯ブラシだけでは6割しか取れないプラークがフロスを使用すると9割も取れるって知ってますか?

多くの方はこの話を聞けば、すぐにでもフロスをやった方が良いと思うはずです!

よし!今日からフロスするぞ!って思った方はとても良い事です。是非ともやってください。

しかし、先程のフロスをすれば歯ブラシでは6割しか取れないプラークが9割も取れるって話は半分ホントで半分ウソです。

これは【正しくフロスを使用した場合】の話なんです!
だから、適当にフロスをしてもそこまでの効果が得られるかは分かりません。

じゃあ、どうすれば良いの?

それは簡単です。
歯科医院へ行き歯科医師や歯科衛生士に正しいフロスの使用方法を教えて貰いましょう!
また、定期的にチェックして貰うことも重要です。

是非、かかりつけの歯科医へ相談してください。

ブラキシズムについて

Posted on 2024年8月7日

ブラキシズム(Bruxism)は、歯を無意識にこすり合わせたり、歯ぎしりをする習慣のことを指します。これが長期間続くと、歯や顎、顎関節に問題を引き起こすことがあります
ブラキシズムは「現代病」とも言われることがありますが、これはストレス社会や多忙な生活が直接的な要因とされるからです。

歯ぎしりが原因で頭痛を引き起こすことがあります
頭痛と歯ぎしりは、いくつかの理由で関連している可能性があります。以下はその一部です:

  1. ストレスや不安
    ストレスや不安を感じると、無意識に歯ぎしりをすることがあります。これが頭痛を引き起こす原因になることがあります。
  2. 睡眠の質の低下
    歯ぎしりは睡眠の質を低下させ、十分な休息が取れない結果として頭痛が発生することがあります。
  3. 顎関節の問題
    歯ぎしりは顎関節に負担をかけることがあり、これが頭痛を引き起こす原因となることがあります。
    歯ぎしりの音がしなくても、一定時間嚙みしめていると、筋肉疲労により頭痛を引き起こすことがあるようです。特に朝起きたときに頭痛がひどく出る場合は、夜間の歯ぎしり、かみしめの可能性があります。
    頭痛がひどいお子さんにもこれらが当てはまる場合もあります
    治療方法には、ストレス管理やリラクゼーション、歯ぎしり防止用のマウスガードの使用、歯科医による噛み合わせの調整などがあります。もしブラキシズムが気になる場合は、歯科医や専門医に相談するのが良いでしょう。

学校歯科健診での結果について

Posted on 2024年7月15日

学校歯科健診は、日本学校歯科医の学校歯科医の活動指針に基づき、歯・歯肉・歯列・かみ合わせ・顎関節・歯垢の付着状態・その他疾患および異常の有無を確認して治療や予防及び保健指導を要する者をスクリーニングします。

八千代市内の公立小・中学校および県立校の歯科健診は、八千代市歯科医師会会員が行っております。

今回はその健診項目の一部、むし歯に関する項目を簡単に説明させていただきます。

  • 歯の実質欠損(う窩)が確認できた場合C(むし歯)と判定します。

分かりやすく言いますと歯の表面に穴があいている状態です。

2.歯の表面にまだ穴はあいていませんが、むし歯の初期病変の徴候(白濁、白斑、褐色斑)が認められ、放置するとむし歯に進行する可能性がある歯をCO(シーオー:要観察歯)と判定します。

3.同じく歯の表面にまだ穴はあいていませんが、歯と歯の間、以前治療したつめ物の下部にむし歯を疑う着色変化の見られる場合やCOが多数歯に認められるような状態をCO要相談と判定します。

いずれも歯科医院での診断が必要です。どの歯がどのような状態でどのような対応が必 要なのかを認識していただくことが大事です。

COは歯みがきの修正、フッ化物の使用、必要ならシーラント処置で経過観察をするケースが多いですが、画像4・5・6・7を見てお分かりと思いますが、CO要相談はむし歯治療の必要性が高い状態ですので、早めにかかりつけの歯科医院に受診して下さい。

また学校での歯科健診は診療室での視診とは違いライトは暗く、使用するミラーが曇ったり唾液の多い児童生徒にエアをかけられない為、CO要相談歯を見落とすことがありますので、健診結果が異状なしと報告がありましても年に2~3回は歯科医院で定期検診を行うことをお勧めいたします。

歯は抜けたままにしておいてはダメ?

Posted on 2024年6月25日

診療をしていると、たまに「歯を抜いたら、入れ歯をいれたりしないで、そのままにしてはダメですか?」と聞かれる事があります。

確かに1本2本抜いたぐらいでは、食事や会話に困らない事も多いかと思います。

しかし、そのままにしておくと、後で困った事になるかもしれません。

通常、人の噛み合わせは、上下の歯が噛み合う事によって、均衡がとれた状態にあります。

しかし上の歯を抜いてそのままにすると…

下の歯が上の方に伸びてきて、上の端の歯に強く当たる等して、歯を悪くしてしまうのです。
もちろん、患者さんのお口の状況によっては、このようにならないケースもありますが、歯を抜いたら、自分で判断されずに、一度歯科医に相談する事をおすすめします。

歯がしみる〜

Posted on 2024年4月18日

ビールを飲んで歯がしみるう〜
うがいをしてもしみる〜
牛乳もしみる〜
と言う経験をお持ちの方はいっぱいいると思います。虫歯かなあ?やばいなあ?しみると心配ですよね。
しみる原因としては、虫歯、歯周病、疲れ、ストレスによる噛み締め、乱暴な歯磨きによる知覚過敏が考えられますが、それぞれの原因により治療法は変わります。健康な歯もストレス、疲れでしみる場合もありますが、重大な病気のサインかも知れません。かかりつけの歯科医に気兼ねなく相談してみるのが良いでしょう。ベストチョイスです。

歯科健診について

Posted on 2024年3月29日

現在、企業にはそこで働く一定の条件を満たした方に対して、健康診断を受けさせる義務があります。ただ、歯科健診については義務化されていません。(一部の職種を除く)

しかし、今後歯科の重要性を鑑み、歯科健診についても「国民皆歯科健診」として、企業での実施を義務化する動きがあります。

2022年度に年代関係なく国民全員が定期的に歯科検診を受けることを目標とする「国民皆歯科健診」制度の検討が発表されました。
現在、一部の職種、乳幼児から高校生までの子供に対しては、各自治体や保育所・幼稚園、学校において歯科検診の実施が義務付けられています。
しかし、成人の歯科健診は義務ではなく、日本で歯の定期チェックを受けている人は3割~4割と言われています。

歯や口の健康は全身の健康にも重要であるため、国民皆歯科健診では、年代関係なく国民全員が定期的に歯科健診を受けることを目標としています。

歯の健康増進することで健康寿命の増進、医療費の削減等、他先進国と比べて低い検診受診率の増加等を目指します。

国としてもご自身の健康の為にもメリットが多い歯科検診。

まだ未確定な部分がありますが国民皆歯科検診!覚えて頂ければと思います。

震災時の入れ歯の備えも忘れずに

Posted on 2024年3月12日

3月11日は東日本大震災の日でした。

今年は能登半島地震に続き、千葉県でも自信が多発しております。

震災時には様々な防災グッズが販売しておりますが、簡単に買えないものに「入れ歯」があります。

実際に過去の震災時には、入れ歯を紛失したり、家から持ち出すのを忘れたりして避難所で歯が無い状態で過ごさなければいけない被災者がたくさんいました。

食べるのに不自由するだけでなく、会話もしずらい、人と笑ってしゃべることができないなどの問題など様々な問題があります。

入れ歯は清潔にしてお口にいれて就寝するか、事情があって就寝時はいれられない方はすぐに持ち出せる場所に保管しておくかなど対応が必要になります。

障がい福祉保健委員会講演会を開催しました

Posted on 2024年2月7日

令和6年2月3日(土)、八千代市総合生涯学習プラザで八千代市歯科医師会、障がい福祉委員会による講演会を開催しました。演題は「地域包括支援における多職種連携~模擬症例検討会~」でした。

八千代市の医療・介護職の専門家が集まり模擬症例を通じて、地域包括支援の仕方を様々な専門家の立場から助言をいただきました。

大変ためになる講演会で、私たち歯科医師が知らないこともたくさん知ることができました。

これからもこのような講演会を開催して知識を高めていきたいと思います。

☆歯ブラシの話☆

Posted on 2024年1月30日

歯ブラシは、歯と歯茎を清掃するための基本的なツールです。通常は歯ブラシに歯磨き剤を付けて、歯垢を除去し口の中を清潔に保ちます。毎日の歯磨きは虫歯や歯周病の予防に重要です。また、一般的な形の歯ブラシ以外に、タフトブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを使用することをお勧めします。
歯間ブラシは歯と歯の間や歯と歯ぐきの隙間に入り込んだ歯垢や食物のカスを取り除くために使用されます。歯間ブラシには異なるサイズがあり、個々の歯の間の大きさに合ったものを選ぶと効果的です。加齢とともに歯茎がやせてくると、当然細い歯間ブラシでは効果的ではありません。どのサイズを選んでよいのかわからないときは、かかりつけの歯科医院で指導してもらうとよいと思います
デンタルフロスは、通常、細長い糸状のもので、歯と歯の間に挟み込んで歯垢や食べかすを取り除くのに使います。指に巻いて使うものや、ホルダー付きのものがあります
タフトブラシは、棒の先に小さな毛束がついたような形状をしています。毛束が小さいため、通常の歯ブラシでは届きにくい奥歯の裏側などを磨くのに便利です

プラークの磨き残しがあると、菌が繁殖し、虫歯や歯周病を招く原因になります。
これらの歯面清掃ツールは、組み合わせて使用することで、口腔内全体を効果的に清潔に保ち、歯の健康を維持するのに役立ちます。いろんな種類の歯ブラシをつかうのは、日々の歯磨きで、少し面倒に感じるかもしれません。毎回の歯磨きで全部やれなくても、時間が取れるときに、努力してほしいなと思います
歯科医のアドバイスに基づいて、個々のお口に合った適切なツールを選ぶことがとても重要です。

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