今年も11月11日(金)に、八千代市福祉センターにてふれあい大学校が開催されました。
当会所属の森 宏樹先生が「歯周病」をテーマに60歳以上の方向けに講演を行いました。
参加された市民の皆様は32名でした。
八千代市民の方の予防の意識は年々高くなってきているように感じます。
今後とも八千代市歯科医師会は地域医療の貢献に協力していく所存であります。

皆さん、ゆっくりと食事してますか?
忙しかったり、お腹が空きすぎて早食いの方は結構いるのではないでしょうか。
早食いは体に良くないことだらけです。
満腹中枢が働く前に一気に食べてしまうと肥満の原因になりメタボが発症しやすくなり、体重の増加、血糖値の上昇、腹囲の増加にも関連していることがわかっています。
また、ゆっくり良く咬んで食べることは顎の発達には大切で骨や筋肉も強くします。
咬むことにより唾液の分泌が増え、唾液には口腔の細菌を洗い流す自浄作用があるので虫歯や歯周病の予防になります。
ゆっくりと、10回,20回と咬む回数を増やしていくと良いでしょう。また、野菜や豆類、穀物など自然に近い形でバランスよく取るように心がけると良いと思います。
皆さん、『歯科医院に行っても歯は治らない』って、ご存知でしたか?
不快症状を消すような『治療( = あとしまつ)』はできますが、残念ながらもとの歯に治る事はありません。
生き物の体は『代謝』することによって皮膚も、骨も、内臓も、すべて新しく作り変わっています。だから怪我をしても、傷ついても、代謝により治癒できるのです。命ってよくできていますね。その体の中でも、代謝しない部分が3つあります。爪、毛、歯です。その中でもさらに、爪と毛は、代謝はしませんが、伸びて『置換』します。かくて、歯だけは、代謝もせず、置換もせず、新しくアップデートされることのない組織なのです。その歯で『人生100年時代』を乗り切っていこうと、言う話なのです。
『歯ってすごいな!』『歯ってタフだな!』と思ってもらえたでしょうか?あなたのかけがえのない歯を大切に考えていきましょう。
小さな傷は、何もしなくても時間の経過と共に元通りに治る場合が多々あります。ですが、大きな傷や角膜又は神経のような再生能力の弱い組織が傷ついてしまった場合、現代の医学では治せない事もあります.。最近の医学の進歩はDNAを研究することにより目覚ましい発展を遂げていて、最新医療では今まで限界であった病気が治療可能になる希望が開けてきました。そういう最新医療の一つに「再生医療」というものが注目されています。歯科界においても「再生医療」の一助になる取り組みをしています。それが、今回ご紹介させていただく「歯の細胞バンク」です。最近の研究で、歯の中にある「歯髄(歯の神経)」には、組織の再生能力をもつ「幹細胞」が含まれており、再生医療に使用可能であることが分かってきました。抜いた歯※を「歯の細胞バンク」に預けると、歯の細胞を培養して凍結保存されます。虫歯や歯周病で抜歯になってしまった歯は使用することが出来ませんが、そうでない乳歯や親知らずなどを抜歯した場合は預けることができます。歯の細胞は骨、神経、筋肉など多くの細胞に変化することわかっています。研究が進めば、虫歯、歯周病の治療だけでなく、脊椎損傷、心筋梗塞、糖尿病など様々な病気の治療に使えるようになるでしょう。また、歯の細胞からiPS細胞を作ることによって全身の病気の治療が期待されています。
※歯の細胞バンクの認定医が、抜いた歯に限ります。
お子様の仕上げ磨きをいつまでやればいいのか疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
一般的に仕上げ磨きは10歳までやった方が良いとされています。しかし、学校歯科検診を担当していて感じるのは、一番歯が磨けていないのは小学校3.4年生です。最近では虫歯がないお子様は増えていますが、逆にきちんと磨けていないため歯茎が腫れる歯肉炎が多い傾向にあります。
やはり、小学校3年生を過ぎても、出来ればお子様が中学生に上がるまではご両親の仕上げ磨きかチェックを、毎日でなくても週1回程度は必ず行った方が良いと思います。
歯の本数と生える時期
みなさん、自分の歯の本数をかぞえたことはありますか?
通常
子供の歯(乳歯)は20本
大人の歯(永久歯)は28本(親知らずを含めると32本)あります。
※先天的に歯の数が少ない場合もあります
子供の歯は生後6ヶ月ごろから生え始め、2歳6ヶ月〜3歳で生え揃います。
大人の歯は6歳ごろから生え始め、12歳くらいで生え揃います。(親知らずは除く)
生えたばかりの歯は柔らかく、むし歯になりやすいです。
子供の時からかかりつけ歯科医で定期検診をして、むし歯予防していきましょう!
歯科医院ではレントゲンをよく撮ります。
被爆を怖がる患者さんもいると思います。
実は歯科医院での被ばく量はそれほど多くなく、心配はほとんど必要ないのです。
歯科用レントゲンには、歯科パノラマ撮影や歯科口内法撮影、歯科用CTがあります。それぞれの被爆量は次のとおりです。
・歯科パノラマ撮影・・・約0.03ミリシーベルト
・歯科口内法撮影・・・約0.01ミリシーベルト
・歯科用CT・・・約0.1ミリシーベルト
と言われています。
シーベルトとは被爆量の単位で、数値が大きければ大きいほどに被爆量が多いということです。実は、放射線は食品や大地、宇宙からも発せられており、レントゲンを受けなくても一定の放射線を浴びています。
大地からは0.5ミリシーベルト、食品からは0.3ミリシーベルト、大気からは1.2ミリシーベルトの放射線が発せられています。歯科のレントゲンを受ても、日常生活で存在する放射線量より少なく、健康に大きな問題が起こる心配はほとんどないのです。
正確な診断のためにも歯医者さんで撮影するレントゲンはとても大事なものです。
撮影する機会がありましたら、この記事を思い出して少しでも不安の軽減につながると幸いです。
テレビや雑誌などで「虫歯があったら宇宙に行けない」などは聞いたことはありますか?
実際に、スペースシャトル「エンデバー号」の日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんは「95年の選抜では親不知とむし歯の治療をしないままに2次選抜に臨んだため、不合格通知の紙にはしっかりと『歯科治療の必要を認める』という一文があった」と話されています。
宇宙空間で着る宇宙服の中は約0.3気圧に減圧されているそうで、虫歯が痛くなったり銀歯などの詰め物が外れやすくなるそうです。
宇宙飛行士の若田光一さんによれば、歯を抜く訓練は地上で受けているとのことです。
現状では、宇宙では削るなどする歯科治療はなく痛み止めを飲むか、抜くかなんだそうです。
近い将来、宇宙旅行も簡単にできるようになるかもしれません。
是非、早めの受診や定期健診を受けて下さい。
季節の移り変わりは早く今年も夏の始まりがやってきました。じめじめした日が続きますね。
八千代市でも、気温、湿度が高い日が頻繁に記録されています。新型コロナウィルス感染症の感染拡大予防とともに、熱中症にも注意しましょう。
特に、熱中症への注意が必要な高齢者、障害児 (者 )、小児、乳幼児等に対 しては、周囲
の方々が協力して注意深 く見守る等、重点的な呼びかけをお願いいたします。
熱中症予防とコロナ感染防止の情報は熱中症予防 × コロナ感染防止 | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)
をご覧ください。