関東大震災から今年で100年と聞きます。
災害時の備えとして、非常食、水、簡易トイレ、懐中電灯、非常用バッテリー
などがまず頭に浮かびますが、歯ブラシなどの口腔ケアグッズも凄く大切です。
避難生活において歯や義歯の清掃ができずにいると、口の中はバイ菌にとって格好の住処となりバイ菌が食事とともに気管、胃、腸へと行き、虫歯、歯周病はもちろん体調不良の原因になります。口腔清掃が保てずにいると、特に高齢者においては誤嚥性肺炎が起こりやすくなり注意が必要です。阪神淡路大震災の時には、この肺炎で200人以上が亡くなられました。
最近は、液体ハミガキ、無水ハミガキなど製品も増え備蓄用品に加えてはどうでしょう。
災害時、お困りの時は歯科医院である程度の口腔ケア用品の備蓄があると思いますので、かかりつけ医に相談してみるのも良いでしょう。