ヒポクラテスは「歯を抜去をすると関節炎が治癒することがある」と書き残したといいます。
古代ギリシャの時代から、お口の健康と全身疾患の関係は知られていたようです。
現在、歯周病は、誤嚥性肺炎・糖尿病・動脈硬化・早産などたくさんの疾患との関係が明らかになってきています。
最近は、外科医の先生達の中でも、外科処置の前の口腔ケアは、共通認識になっているようで、「来月オペの予定があるので、検診と口腔ケアを勧められた」と来院される方が増えました。
歯周病は重症になるまで、自覚症状があまり出ない疾患です。症状がなくても、定期的に歯科医院を受診し、口腔内の健康を保つ事をおすすめします。