昔に比べ、お子さんの仕上げ磨きを熱心にやってくれる親御さんが増えてとても
嬉しいことなのですが、小学校高学年になるころには、仕上げ磨きも嫌がって
親子喧嘩なんてこともよくあるようです。
12歳くらいまでには徐々に歯が生え変わっていくのですが
生えて間もない永久歯は、まだ歯質が弱く虫歯への抵抗性も弱い為、虫歯になりやすい
という特徴があります。
乳歯から永久歯への生え変わりの時期は特に、お子さん自身がしっかり歯磨きをすることと、親御さんのチェックも大事です。
また、かかりつけの歯科医院で、歯磨き指導を受けるのも、とても効果的です
専用の染め出し液で磨き残しをチェックすると、想像以上に磨けていないことが多いで
す。
そんな時、お子さんたちは、「磨いたもん!!!!」と言うのですが
「磨いた」と「磨けた」は違います。
磨き残してしまう部分を、染め出しすることで確認し、歯ブラシの動かし方や
自分の口にあった歯ブラシの選択など、アドバイスしてもらい
しっかり歯磨きして、歯を大切にしてほしいです。