八千代市歯科医師会とは
会の医療理念
私たち八千代市歯科医師会は、日々新しい歯科医学の習得と研鑽に努め、お口の健康維持、管理、予防を実践しニーズに応じた歯科医療を提供することで生活基盤の改善と向上を図り地域医療に貢献してまいります。さらに、この理念に基づき、歯科医学の未来を切り拓いてまいります。
会長挨拶

会長 中澤 正博
私たち歯科医師は皆様のお口の機能、すなわち口腔機能を司る医療人です。口腔機能には、主として咀嚼、嚥下、味覚、唾液分泌、発音、呼吸などがあります。これらの機能が正常に発達しない小児に対しては口腔機能発達不全症、これらの機能が低下していく高齢者に対して口腔機能低下症と診断します。昨今、学校歯科健診では口唇閉鎖不全(お口ぽかん)や低位舌(乳児型嚥下)が原因と思われる歯列不正をよく目にします。また診療所ではむせや栄養低下など口腔機能低下が疑われる高齢者をよく目にします。若年者には口腔機能が正常に成長するように、高齢者には口腔機能を維持・改善するべく私たち八千代市歯科医師会は自らのちからで「咀嚼能力の維持・向上を期待した簡便なトレーニング」というエビデンスを確立しました。現在、八千代市行政と連携して市民の皆様に還元するべく努力しております。
また、2008年から八千代市歯科医師会摂食嚥下リハビリテーション研究会を開設して毎月勉強会を重ねております。それによって、摂食嚥下障害でお困りの方々を言語聴覚士など他職種の先生方と連携してサポートできる体制を築いております。お困りの方は八千代市歯科医師会口腔ケアセンターまでご一報ください。どんなに些細なことでもご相談ください。
現在では、八千代市歯科医師会の連携はNPO法人やちけあを通じて八千代市内医療・介護・福祉の多職種と連携する体制が築かれております。それに伴って市民の皆様は安心・安全な生活を送ることができる街づくりに私たち歯科医師会員は多職種の方々と共に貢献してまいります。
八千代市歯科医師会 会長 中澤 正博
(*)「八千代市市民の歯と口腔の健康づくり推進条例」は令和4年6月28日に改正され、同年10月1日より施行されています。
沿革
平成3年4月に社団法人習志野歯科医師会より分離し、社団法人八千代市歯科医師会を設立、平成25年4月1日より法人登記の変更を行い一般社団法人八千代市歯科医師会となり現在に至ります。
- 1948年(昭和23年)
- 千葉郡市歯科医会から分離独立し千葉郡歯科医師会設立。
- 1967年(昭和42年)
- 市制施行により千葉郡の名称がなくなり、習志野歯科医師会として新たに発足。
- 1991年(平成3年)
- 習志野歯科医師会が行政区に合わせて習志野市歯科医師会と八千代市歯科医師会に分離独立。
- 2013年(平成25年)
- 公益法人改革に伴い、4月1日付けをもって一般社団法人八千代市歯科医師会に改組、移行。
役員
- 会長
- 中澤 正博
- 副会長
- 佐藤 孝
- 副会長
- 鋤柄 好伸
- 専務理事
- 池田 豊
- 理事(社保)
- 河野 真吾
- 理事(学術)
- 大内 裕貴
- 理事(広報・IT)
- 小林 巨人
- 理事(会計)
- 翠川 嘉男
- 理事(総務・医療管理)
- 福林 勇一朗
- 理事(地域保健・医療連携)
- 大澤 秀文
- 理事(障がい福祉)
- 髙橋 武志
- 理事(学校歯科・スポーツ歯科推進)
- 廣瀬 邦子
- 監事
- 陣内 純
- 監事
- 伊澤 三樹